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私は今年の夏、猛暑の中ノートパソコンを使っていたら熱暴走(下記スクラップ文中参照)し突然電源が切れる現象に遭遇しました。数度同じ現象が起こったのでエアコンを入れてノートパソコンの下に物を挟んで隙間を空けて風通しを良くして、パソコン作業を継続すると以降は熱暴走は発生しませんでした。このパソコンは今も元気で、この文章を打っています。 ![]() ![]() |
パソコンは毎日使う精密機械。その分、汚れを気にする人も多いようです。昨年の本欄で最も読まれたテーマの一つが「パソコンの掃除の仕方」でした。今回は、前回の記事とはまた違った掃除法をご紹介します。掃除の前には電源を切るのが鉄則ですが、ウィンドウズ・ビスタの場合は素直に切れてくれません。そうした知識もあわせ、パソコンの掃除法をまとめてみました。 ■シャットダウンを確実に
掃除を始める前に、電源を確実に切りましょう。ウィンドウズXPでは、画面左下のスタートボタンから「シャットダウン」を選択、次に表れた画面で「シャットダウン」または「電源を切る」を選びます。 ビスタの通常の電源を切るメニューは、シャットダウンではなくスタンバイ(一時停止)。実行中のプログラムなどをメモリーに記憶し、次に電源を入れたとき同じ内容に戻します。その間、メモリーには微弱な電流が流れ続けています。確実に電源を切るには、「△」から「シャットダウン」と覚えておきましょう。 パソコンで最も手に触れるのはキーボード。キーの間にほこりやゴミが落ちていないでしょうか。前回は空気噴射スプレーで吹き飛ばす方法などを紹介しましたが、デスクトップパソコンのキーボードや、重さが1キロ前後の軽いモバイルノートパソコンなどは、キーボードをひっくり返して軽く揺するのが簡単です。 いずれも電源は確実にシャットダウンします。デスクトップパソコンのキーボードはパソコンから外します。モバイルノートはバッテリーを抜いて画面をできるだけ開き、ひっくり返します。つい、たたいたり激しく揺らしたりしたくなりますが、大きな衝撃は禁物です。 大きめのノートパソコンは、ふつう重量が3キロ以上と重いため、無理をせずブラシをつけた掃除機で表面を軽く吸い取りましょう。 次は手の脂などの汚れ。かたく絞ったタオルなどで軽くふきましょう。一度で落ちなければ、ていねいに繰り返しふきます。 ■熱や電源に十分注意を 液晶画面は非常にデリケートで、操作のために触れるタッチパネルなどを除けば、簡単に傷がつきます。まずカメラ用ブロアーや空気噴射スプレーなどでほこりを吹き飛ばします。次にこびりついた汚れの取り方として、今回は水ぶきの仕方を紹介します。メガネやカメラのレンズふき用の布がおすすめで、2枚用意します。1枚はぬるま湯などに浸し、きつく絞ってから画面をふきます。一度で済まそうとせず、繰り返しゆすいでゆっくり落とします。最後にもう1枚の方でからぶきします。 次はパソコン本体。一番気をつけなければいけないのがほこりです。パソコンには発熱する部品が多く使われていて、ほこりで空気がうまく流れないと、内部が熱くなって故障することがあります。 デスクトップパソコンの背面は、ほこりがたまりやすいもの。ケーブルを外し、広い場所でハケなどを使って落とします。掃除機にブラシをつけて吸い取れば簡単ですが、ハケやブラシの毛がケーブル接続部のすき間などに挟まらないよう注意してください。こびりついた汚れは、やはりかたく絞った柔らかい布でふきます。 きれいになったパソコン。使わないときに布をかけておきたいという人は多くいますが、排熱を妨げかねません。とりわけスタンバイ状態で布をかけるのは禁物。ビスタでは特に注意してください。 デスクトップパソコンのディスプレーに布をかけたい場合は、ディスプレーの電源を確実に切り、十分冷めたのを確認します。長期間使わない場合はコンセントも抜きましょう。バッテリーを内蔵した一体型パソコンやノートパソコンの場合は、かけない方が無難です。(ライター 猪狩友則) |
仕事に勉強に、毎日パソコンを使う人も多いでしょう。夏休みを利用して大掃除をしてみては? 「キーボードはトイレより不潔」なんていう英国発の話題もありました。この際、ハードもソフトもぴかぴかにして、すっきりと秋を迎えましょう。 ![]() パソコンの「掃除」では、内側と外側、つまり本体やマウスなどの部品と、パソコン内のファイルの整理整頓の二つをしましょう。All About「パソコンスキルアップ」ガイドの石渡真澄さんの指導で、まずは外側から始めます。このとき、電源は必ず落としてください。 ■ハード・ソフトぴかぴかに まずはキーボードです。英国の消費者情報誌によると、ものを食べながら使ったり、手を洗わずに使ったりするため、大腸菌や黄色ブドウ球菌が見つかったそうです。パソコンは基本的に水気は厳禁です。乾いた布(メガネふきや不織布)で表面の汚れをふき取ります。キーの間にたまったほこりや食べかすは、ハタキや専用ブラシをかけるか、空気噴射スプレーで吹き飛ばします。 次はディスプレーです。こちらも指紋やホコリがついています。専用ブラシで表面のホコリをふくか、不織布や専用のウエットティッシュでやさしく画面をふきます。ディスプレーとキーボードは週に1〜2回は掃除しましょう。 マウスの掃除の仕方は「ボール式」と「光学式」で異なります。光学式は裏面をきれいにふく程度でいいのですが、ボール式は内部のローラーやボールにゴミがたまると動かなくなることがあります。ふたを取り、取り出したボールや中のローラーをふきます。石渡さんのお薦めはエタノールをふくませた綿棒を使うこと。マウスは2〜3カ月に1回は掃除しましょう。 そして本体です。デスクトップ型のパソコンなら本体を開けられます。中央演算処理装置(CPU)や本体内の熱を冷ますファンはホコリがたまると熱を帯びやすく、故障の原因になりやすいのです。開閉方法をマニュアルでよく確認した上で、電源をオフにするだけでなく、コードも抜いてください。掃除機の吸引力を「弱」にして、少し離してホコリを吸い込むといいでしょう。「掃除機の先端にストッキングをつけると小さな部品を誤って吸い込むのを防げます」(石渡さん) ■いらないファイルを削除 大切なのが「電子的」な掃除です。汚れをとるというより、整理整頓に近いですね。まず空き領域を確認し、容量が少なかったら、要らないファイルやフォルダを削除しましょう。 マイコンピュータ→ローカルディスクを右クリック→プロパティを開くと円グラフで表示されます。空き領域が少ないと起動が遅くなったり、エラーメッセージが表示されたりするので、2〜3カ月おきにチェックして不要なものを削除します。 デスクトップ上のショートカットで使用頻度の低いものは消してもいいでしょう。ごみ箱に移し、ごみ箱を空にすれば削除は完了です。 使っていないプログラムも、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」から削除しましょう。そのプログラムのCDを持っていれば、いつでもインストールできます。 次に「ディスククリーンアップ」をしましょう。スタートボタン→プログラム→アクセサリ→システムツールで呼び出します。過去に見たウェブの履歴やほとんど使っていないファイルなど、不要なファイルを探し出し、その容量を一覧表示してくれます。そこで「一時ファイル」や「temporary internet files」にチェックを入れ、「OK」を押すと一括で削除されます。 最後が「デフラグ」です。ハードディスク上に細分化されて書き込まれたファイルをまとめて連続した空き領域を増やしてくれる機能です。整理しておくと、特定のファイルを開くときも探しにいく時間が短縮でき、起動操作などが速くなります。 注意点として、こうした電子的な掃除をするときはウイルス対策ソフトやスクリーンセーバーなどの自動設定を解除しておきましょう。(後藤絵里) |
注)PDF文書とは パソコンなどであつかう電子文書は「ワード」「一太郎」「エクセル」 など、文書作成ソフトで作成しますが、これらの文書を他のパソコン で閲覧しようとすると、元の文書を作成したソフトが必要です。 もし、元の文書を作成したソフトを持っていなければ閲覧出来ません。 そこで、どのような文書作成ソフトで作成しても、印刷イメージで 電子文書化したり、閲覧したりする世界標準のソフトを介在させる事で、 どのような文書作成ソフトで作られた文書でも、閲覧を可能にした デファクトスタンダードなソフトがアドビリーダーです。 PDF文書を開くには、アドビリーダーが必要です。 ほとんどの皆様のパソコンにはアドビリーダーが入っていますが、 もし、PDF文書が開けない場合には、次のURLから無料で アドビリーダーが入手できます。(2016年12月現在のURLです) http://get.adobe.com/jp/reader/